水産合羽のいらない?漁師さん

 

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目次

1漁師さんを想像出来ますか?

炎天下に

1ヘルメットを被り

2長袖ハイネックシャツを着て

3軍手に腕輪

4トレパンに腰バンド

5スニーカーみたいに短く切り、穴を空けた長靴???

こんな格好で「漁師さん」を想像出来ますか?

でもこのスタイルが当たり前なんです!

南方海域でカツオ・マグロを獲っている

海外巻網船の漁師スタイルなんです。

(鰹節・シーチ○ン・たたきの原料に)

2なぜこのスタイルに?

1ヘルメットを被り

狭い船上作業は、

網を巻き取る機械を何箇所も稼動させたり、

物を吊り上げ、下ろしたり・・・

上から物が落ちてきたり、ぶら下がってきた物に気が付かず・・・

危険はいくらでもあります。

ヘルメットは、必須!です。

ツバが透明のヘルメットで上からの視界を確保したり、

水が正面から流れ落ちて視界の邪魔にならないものを選ぶ方もいます。

2長袖ハイネックシャツを着て

本当は、半袖が良さそうですが・・・

日差しが厳しいく暑い所

皮膚を少しでも露出しない事でケガ・日焼けを予防します。

ハイネックは首周り(特に後ろ側)を日焼けから守り、

ロープ等との擦り傷から守ります。

日焼けや擦り傷は大変な痛みですし、風呂にも入れない(泣)

3軍手に腕輪

網取りなど作業のほとんどは、ケガ予防に軍手着用で行います。

軍手は、国産純綿軍手が好まれます。

純綿軍手は、滑りにくく、水に濡れると絞まって外れにくいのです。

国産は、モチが全然違うのです。

こわれやすい軍手では、忙しい時に交換ばかりで仕事にならず

ケガまでしてしまうので嫌われます。

そして腕輪は、軍手を固定するために使います。

物をひっぱる度に軍手が脱げそうになっては、作業にならないし

大変なストレスです。

4トレパンに腰バンド

トレパンは、裾が絞られているタイプが好まれ、

ストレートタイプは裾がバタついて危険だ。

トレパンのよさは、風通しがよく、蒸れにくい。

伸び縮みがあり濡れても動きやすい。

ポリ100%生地も大事な点で、

洗濯の脱水をかければ、干さなくてもすぐ穿けるし、

どうせ又すぐ濡れる(笑)

そして、この濡れて重くなったトレパンが下がらない様に

支えてくれるのが腰バンドだ!

トレパンを支えるのも勿論だが本来の役目である、

腰の疲れ取り、腰痛予防の役割を担っている。

狭い作業環境で無理な体勢での作業、

漁が良ければ長時間のハードな作業

腰バンド 様様だ!

腰バンドは色々な商品が出回っていますが、

物が引っかからない、腰をしっかりサポートする、

丈夫、手入れが楽な腰バンドを求めてください。

ちなみに弊社でも取り扱っております(笑)。

5スニーカーみたいに短く切り、穴を空けた長靴???

以前は、スニーカーを使用していたがヒモが引っかかり危険、

スニーカーによっては滑るし、濡れっぱなしで壊れやすい。

現在は耐油長靴をスニーカーに似せて切り、穴まで開けている(驚)

まるでク○ックス状態長靴(笑)

海外巻網船仕様の長靴の方がク○ックスよりずっと前に見ていた!

いわば 「元祖 ク○ックス」 ちょっとビックリですよね。

最初に海外巻網船仕様の長靴を工夫した漁師さんって

ファッションセンスがあったのかも(笑)

この元祖ク○ックス長靴は、デザイン自由だし

耐油底で滑りにくく、揺れる船の上でも踏ん張りがきく。

丈夫でコスパ抜群・開けた穴が広がったりしないし

何より水が入ったり抜けたりで、重くならず暑くならない。

引っかかるヒモやバンドもなく安全。

3ようすかだりに きてけさいん

訳=近況・沖の様子~世間話をしましょう。いらして下さい。

やはり皆さん沖では物を工夫して使うことがウマイよね!

上記の物以外にも 持ち場・作業内容によって必要な物あります。

合羽もクラゲよけ・水揚げ時などは、もちろん必要です。

必要な合羽・作業衣類は取り揃えてはおりますが

漁師さんの話を聞かなければ始まりません。

暑さに負けずガンバッテ下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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