水産合羽の修理について
水産合羽を着ているのに中の服が濡れる、汚れる
服の汚れが酷く、下洗いも必要だ
着替えの回数、量も増えて洗濯が面倒だ・・・・・
着なれた合羽なんだけど
随分頑張ってくれたけど、
だいぶくたびれて来たし・・・・・
新しい合羽を買っちゃおうか・・・・・
でも 修理してみよう!
正解です!
合羽を売っている者が言うのも可笑しいのですが・・
コスパを考えたら新品に何千円~
修理だったら100円かかるかな
まぁ 買い替えも有りですよね(笑い)
新品は気持ち良いですし、
頑張る気持ちも湧いて来ます
その場合でも修理して予備の合羽としてお使い下さい
水産合羽の修理方法
1 壊れた(穴が開いた)場所の特定
合羽の中に着ていた服の濡れた場所から探す
*合羽に泡を付けて反対側から吹いて泡立つ所
*合羽を水に沈め、水が滲みだした所
切り傷:刺し傷は、見つけ易いが
擦り切れは、限定し難いので広めに修理する
修理範囲をマーキングする
2 修理箇所の汚れ落とし
油分、水分、汚れは接着剤の力を無くす大敵!
十分に落として下さい
薄めた中性洗剤に30分位漬けて置き
柔らかなブラシ、スポンジ等で汚れを落とす
すすぎが足りないと上手く接着できないので
しっかりすすぐ
乾いた布巾で拭き取りドライヤーでよく乾かす
3 接着
接着範囲にサンドペーパー(60番位)をかける
当て布(付属の合羽生地:不要になった合羽の切れ端)
にもサンドペーパーをかけ、
必要分をカドを出さずに丸みを持たせて切り出す
本体と当て布へ薄目に塩ビ系の接着剤を塗る
(水産合羽は、塩ビで出来ています)
ドライヤーで接着剤が指につかなくなるまで乾かす
本体と当て布を張り合わせ、強く押しをかけ圧着する
接着後、修理箇所に1日程度重しをかけておく
*修理後に当て布の周りに接着剤を塗ると剥れ辛くなる
*壊れた所に接着剤を摺り込むのも効果的
4 以下の壊れ方は、買い替えの検討を
魚油、機械油等で生地が硬化(プラスチックの様に)した合羽
大きなかぎ裂きや股からお尻にかけての破れ
以上は、修理も難しく又すぐに壊れる恐れが強いので
早めの購入検討をお勧めします
◎予備の合羽が有れば
仕事中で修理時間が無くても予備品に着替えるだけ
焦って、仕事:希望に合わない合羽を買ってしまったり
雑な修理になり又すぐに剥れたりする事がありません!
上手くいくと修理を楽しく感じ、他の物も直したくなるかも(笑い)
余裕を持って納得の合羽選びや
丁寧な合羽修理をお願いします