2018/03/01
選ばれている理由
実際に使うとき、アメリカ屋はいつも“となり”にいられないから。
水産合羽の多くは、沖に出た船で使われます。
特にカツオ船団などの場合、一度沖へ出ると頻繁に帰ってくることはありません。
3ヶ月、6ヶ月、1年と船に乗って仕事をしながら暮らしを送ることになります。
そして、船の上では寒さや強風、海水や雨など、自然と共に歩むことを拒否することはできません。
厳しい環境と激しい仕事。
ちょっとしたことが、事故につながりケガや病気の原因になり得ます。
例えば、
- 合羽のサイズが合わないままだった場合、バタついた部分が網に引っかかることもあります。
- 合羽の裾が繊細な糸に絡まることもあるでしょう。
- 網を巻き取る機械に絡みそうになったことがあるかもしれません。
- 流行のパンツのジッパーが網に引っかかりそうになって、慌てたことがあるかもしれません。
このように、危険と隣り合わせの状況で必要なのは、快適に仕事ができることと、安全性を理解した商品を身につけることです。
このような理由から「他店との違い」でもお話しましたが、アメリカ屋では合羽の試着ができるようにしています。
あなたの体に合ったものを選んでもらいたい。
これは快適な仕事と安全性につながることです。
また、船の上で簡単に合羽が破れてしまってはどうしようもありません。
いつもとなりにアメリカ屋がいるのなら、別の合羽をすぐに用意してお渡しすることもできますが、実際にはそうはいきません。
だから、アメリカ屋では現場の視点に立ち、耐久性や品質の面からも信頼性の高い
『日本製』
をおすすめしています。
「値段が安い」だけで選ぶと、結局は船の上で「しまった」ということになることが多いです。
あるお客様は、次のようにお店でお話してくださいました。
「日本製じゃない手袋を使ったけど、1日に何回も新しい手袋を使ったよ。日本製は1日もったけどな。」
このように手袋だけをみても、信頼度が違います。
ということは、体を全身包む合羽だと、信頼性はもっと違ってくるでしょう。
アメリカ屋は「とことん現場目線」で合羽をはじめ、水産関連の用品を提供しています。
あなたは合羽でこんな間違いをしていませんか?
- 身につける合羽や長靴を選ぶとき、値段で選んでいませんか?
- または、デザインだけで選んでいることはないでしょうか?
確かにテレビの取材のときには、そういった「見た目重視」の合羽や長靴もいいですね。
テレビ映りは大切ですし、世間の人の「漁師」のイメージもありますから。
でも、実際に仕事をするときはどうでしょうか?
そんなことだけで選んでしまうと、船の上で「困った」ことになりますよね。
真水が貴重な船の中で、着ているものをいちいち洗濯しないといけなくなるような合羽や用品では意味がありません。
そんなことに貴重な水を使うなら、食事やシャワーに使いたいことでしょう。
また、一般の人にはあまり知られていませんし、理解してもらいにくいことですが、冷凍庫に入る危険性や、機械に巻き込まれる危険性も考えておかないといけません。
沖に出てからの「ケガ」「事故」「病気」は避けたいものですから。
だから、アメリカ屋はこう言ったことが起こりにくいように、あなたの仕事の内容に見合った商品を提案しています。
また、合羽の裾直しによる転倒への対応など、きめ細かな、現場を知らないと対応できないようなことまで、先回りして提供させていただいています。
いつもアメリカ屋は、あなたを手助けしたいと考えて、安全にもっとも仕事がしやすくなる商品を提供しています。
良い仕事は、良い着るものから
良い仕事は、良いものを着ることから始まると思っています。
ボロボロの合羽では、テキパキとした仕事は簡単ではないでしょう。
また、デザイン重視の役に立たない位置にある「膝当て」では、安心して床に膝をついて慎重に、でも素早く仕事をすることもできません。
しかし、実際は、このような用品を身につけて仕事をされている方もいらっしゃると思います。
でも、これはあなたの責任ではありません。
そのような用品を開発し製造しているところが、現場を知らないから起こっているのです。
そこで、アメリカ屋では、現場で必要となる細かなことをメーカー様や問様屋に直接掛け合い、本当に仕事で必要となることをお伝えし
アメリカ屋のオリジナルとして、他店にはない実用的なアレンジを施した用品をご用意しています。
体型によって裾や幅、膝当ての位置は変化します。
そのような小さな違いを見逃すことなくアレンジし、製造していただくことで、あなたの煩わしさを軽減できるようにしています。
また、安全性や素材にもこだわり、メーカー様と交渉することで、他店では手に入らないような価格の良品を、一人でも多くの漁師さんへお届けできるようにガンバッテいます。
アメリカ屋なら、安心して仕事ができる水産関連用品を手にしていただくことができることでしょう。
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最終更新日:2018/03/01